小児はり

刺さない!痛くない!気持ちいい!小児はりは魔法のはり

小児はりとは?

「小児はり」は江戸時代から関西を中心に行われてきた治療法で、現在でも小児の不定愁訴や病気の治療に広く用いられています。
小児はりの特徴は、大人の鍼治療とは異なり、身体に刺さないので痛みはありません。
皮膚を優しく撫でるように擦ることで、自律神経に働きかけ、心も身体もリラックスし自然治癒力をUPさせてくれます。
また施術時間が短いことも特徴です。
長い時間をかけて行う治療は子供には向いていません。
じっとしていられないお子様やお座りができないお子様でもママに抱っこしてもらったまま施術を受けられますのでご安心ください。
主に、乳児から学童児(0歳から12歳くらい)までが対象となります。

どんな症状に効果があるの?

代表的な症状は、「小児疳の虫(かんのむし)」といわれる症状です。

疳の虫とは、夜泣き・不機嫌・癇癪(かんしゃく)・噛みつく・物を投げるなどの異常行動、いわゆる小児神経症のことです。
これらの症状は病気とまではいかないものの、半健康状態といえます。
睡眠不足が続くと、お母さんやお父さんも大変ですし、本人が病気になってしまうかもしれません。
生後5歳ぐらいまでは特に脳の成長が著しい時期で、身体とのバランスがとりにくく、自律神経の調整が上手く出来ないことがあります。
毎日いろいろな新しい刺激に脳が疲れてしまっている状態です。
また、歯が生える、里帰り、保育園や幼稚園の入園や進級、弟や妹が生まれるなど、環境の変化によるストレスにも影響を受けます。小児はりの心地よい刺激は、子供が精神的にとても安定します。
自律神経の働きを整えて、健康的な生活をサポートしてくれます。
また、鼻炎や喘息、便秘や下痢、夜尿症やチック、アトピー性皮膚炎などの症状にも有効です。
難治性のてんかんや小児麻痺など、病気そのものの治癒が難しい場合でも、よく寝て、よく食べ、よい排便などの生活の質を高め、精神的に安定した状態を維持し、結果的にお困りの症状を抑える事を目標に施術を行っております。

こんな症状では小児はりがオススメです!

赤ちゃん

  • 夜泣き・眠りが浅く何度も目を覚ます・便秘・下痢・おっぱいの飲みが悪い・人見知りが激しい・肌が弱い

幼児期

  • 風邪をよく引く・鼻水が出る・咳が長引く・物を投げたり叩く・噛みつく・食欲がない・寝つき、寝起きが悪い

学童期

  • 夜尿症(おねしょ)・アレルギー性鼻炎・落ち着きがない・イライラ・頭痛・肩こり・チック症状・おなかが弱い・疲れやすい・喘息・発達障害

Q&A

はりって痛くないの?
小児はりは、皮膚を優しく撫でる治療法なので、痛くなく、むしろ気持ちいい治療です。
何歳くらいから受けられるの?
生後1か月から12歳くらいまでが対象です。
治療の時間はどれくらい掛かるの?
来院されて問診票に記入してもらった後、お子様の様子をお聞きしながらすぐに施術に入ります。
初診の際は最初に5分ほどお困りの症状についてお話を伺う事がありますので、お子様の施術は初診で15分、2回目以降は10分ほどで終了します。
何回くらい続けるの?
症状により個人差はありますが、初めの3回ほどは続けての施術が望ましいです。
その後、症状に合わせて、間隔を空けての施術をおすすめしております。
夜泣きや便秘など、比較的症状が軽い場合は1回の施術で治まることもあります。
症状が重い場合や体質改善を目的とする施術は、数か月の間、週に1回から月に2回ほどを目安に継続施術が必要なこともあります。
保護者の方の負担にならないよう相談しながら進めていきますので、ご安心ください。
周りに迷惑を掛けないか心配です
当院は予約優先性ですので、保護者の方と時間を調整させていただき、お子様が安心して施術を受けられるように心掛けております。
また、お子様連れやベビーカーでの来院も可能ですので、まずはご連絡ください。